巷で噂の遮熱塗料とは?

皆さんこんにちは。
突然ではありますが、この言葉を聞いたことがある方って世の中にどれくらいいるのでしょうか。
どの言葉かって?気になりますよね?
その言葉とは…遮熱塗料!!!
そう、遮熱塗料という言葉です。

おそらく多くの方々が最近この言葉を知ってる、聞いたことある、文字ならみたことある!そうお答えになるのではないでしょうか?
そして同時にその多くの方々が、聞いたことはあるけどもどんなものなのかよくわからない。
このように思っている人も数多くいると思います。
そこで遮熱塗料とはどんなものなのかを簡単に紹介したいと思います。

まず、塗料とは何なのか。ここから説明したいと思います。
塗料とは樹脂、顔料、添加剤、添色剤の4つの成分を混ぜ合わせてできている化学物質です。
簡単に言うと絵の具の上級版のようなものです。
日本の建築物や鋼構造物などには昔から塗装の文化がありその塗装には塗料が使用されております。

建築物等に塗装をする目的は大きく分けて3つあります。

1つは美観。
被塗物(塗装するもの)を景観と調和させ美しく魅せるためです。

2つ目は保護。
これは被塗物を劣化因子から守るためです。

3つ目は機能。
塗料に様々な機能を付与することで様々な効果をもたらすためです。

遮熱塗料とは一般の塗料にこの3つ目の機能を付与させた塗料なのです。
一体どのような機能なのかというと、読んで字のごとく熱を遮る機能をもった塗料なのです。

この遮熱塗料を一般の家の屋根、壁や工場等の屋根へ塗装することで太陽光などの反射率を上げることで室内の温度上昇率を下げる効果を発揮します。
これは塗料の中に使われる顔料を特殊なものに変えることでこの効果を生んでいるのです。

イメージでいうとミラーボールのようなものです。
遮熱塗料を塗装することによって屋根周辺の温度は内側と外側で15℃前後も変わってくるほどの遮熱効果を発揮します。
熱の反射率を上げることで室内の温度上昇を抑制しエアコンなど、電気代の削減やヒートアイランド現象といった環境への負担も和らげることができる人にも地球にも優しい塗料なのです。

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