農園気分を味わいながら今年も庭で熟したブルーベリーの実を摘みヨーグルトに入れて食べました

家庭菜園が趣味な父が10年以上前にホームセンターから購入して植えたブルーベリーの小さな苗が、今では2メートルの高さになって元気に育っています。
今年も2週間頃前から、西側の庭にブルーベリーの実がなりました。
毎年枯れずに新鮮な実をつけてくれるのは、園芸を愛する父が肥料を与え、優しい心で植木のお手入れをしているからです。

昨日の昼頃、私は植えてある庭の場所に行き、紫色に熟したブルーベリーの実だけをキッチン用の網ボールに、潰さないように優しくつまんで入れました。
青空の下でウグイスやヒヨドリの鳴き声を聞きながら、もしも観光ツアーが企画した農園で、ブルーベリー狩りをしたらきっとこんなふうに、おいしそうな紫色に熟した実をじっくりと探しながら手で触れてつまんだり匂いを嗅いだりするのだろうなと、私は実をつんでいる間、こんなことを想像していました。
そして本当に農園にいるみたいに、とても楽しい気分になりました。
自然があるというのは良いことです。

熟した新鮮な実を38個摘むことができました。
観察すると、鳥が半分かじったあとや、アシナガバチらしき昆虫の歯型がついている実が何粒もありました。
野鳥も昆虫も、おいしい果実には敏感なのねと笑ってしまいました。
家の近所には山があるので、ときどきヒヨドリが庭にやってきて、ブルーベリーの木に止まり実を何個も食べてしまうのですが、父も私も野鳥が好きなので、食べている姿にも「見て。ヒヨドリさんが夢中になって実を食べているよね。頭を動かすしぐさがかわいいね」と言いながら、窓から見えるヒヨドリの自然な姿に癒されたりするのです。
亡き母もそこにいたならば、朗らかな笑い声が聞こえたかもしれません。

父と私が昼食後に食べる無糖タイプのプレーンヨーグルトの中に、お砂糖代わりとして、とれたてのブルーベリーの実を混ぜました。
さらに、飾りつけに、庭のプランターに生えていたレモンバームの葉3枚をヨーグルトの上にのせてみたら、見た目も上品で健康的なハーブフルーツ系デザートに変化しました。
ブルーベリーの甘酸っぱさと、レモン風味のフルーティーな香りが加わり上品で美味な味に、父も満足な表情で食べていたので、嬉しくなりました。

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