夢は諦める為にあるんじゃない

車が好きな方ならば、自分は次は必ずこの車にしたいと、思っていらっしゃる方が多いと思います。
ですが、現実は違います。
家庭、維持費、ガソリン、車検など車にかかる経費的な事を考え出してしまうと、なかなか一歩を踏み出せず、後ろに下がり、そして、あきらめて違う車になると言うときありませんでしょうか?

私も、その一人でした。
昔の話ですが、夢はレクサスを買うんだと、ずっと思っていて、10年我慢しました。
そして、ついに車を入れ替えようという話が家庭内で持ち上がりました。
私は、断固として10年我慢したんだから買いたいといっていたのですが、家族は、マイホームを建てたばかりだし子供達もまだ小さいからファミリーカーにしてくれと言われました。

そして、病気で、半身麻痺になった義理の母からは、私が乗り降りするのに楽な車にしてくれと言われました。
私は、正直、漠然としました。
また夢をあきらめて我慢し続けなければいけないのかと。
それから、一歩下がり、家族みんなが納得できる車を買おうと夢を諦めるように自分に言い聞かせ、中古車探しを始めました。
ですが、なかなか良いものはなく、私自身が興味もない車ですから内装などの仕様などわからず、これはこれはと、義理の母に色々な車をプリントし見せたり店に行き見せました。

ある日、店から帰ってきたら家族にヤル気出してと怒られました。
頭でわかっていても態度に出てしまっていたみたいで。それから、家庭内でケンカばかりで、私は、車変えなくていいと思い家族と話を何回かしました。
私自身、夢をやはりあきらめきれずに、家族には内緒で自分が気に入ったレクサスばかり探していました。
そんな、ある日のこと、私が探していたレクサスで状態が凄くいい物が出たんです。

私は、ケンカになることを覚悟して、家族と話をすることにしました。
家に帰り、話があると家族に言い話を始めました。
家族は、私の話を最後までなにも言わずに聞いていました。
私の話が全部終わったら、家族が、こう言いました。
『諦めないで、良く頑張ったね、ご苦労様これからも家族の為に頑張ってね』この事で私は、夢は諦める為にあるんじゃない、夢は見続けるためにあると実感しました。
皆さんも夢は諦めないで下さい。
必ず誰かはあなたの頑張りを見てくれています。

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